平成27年9月における証券外務員資格試験に影響を与える改正は以下のとおりです。

1.国債証券の売買における決済日の変更

(平成27年10月13日施行:東京証券取引所)

概要

この改正は、新日銀ネットにおいて利払日前の振替停止期間が廃止されることに伴い、国債証券の決済日を売買日から起算して3日目の日に統一するものです。

国債証券の売買は、売買契約締結の日から起算して3日目(休業日を除外する。以下日数計算について同じ。)の日に決済を行うものとする。ただし、売買契約締結の日から起算して3日目の日が、利払期日前3日間(銀行休業日を除外する。)のいずれかの日に当たる場合は、利払期日(休業日に当たる場合は、順次繰り下げる。)に決済を行うものとする。
国債証券の売買は、売買契約締結の日から起算して3日目(休業日を除外する。以下日数計算について同じ。)の日に決済を行うものとする。

上記のように、アンダーライン部分の記載が削除されます。

対応策と結論

 この改正は、例外の部分を削除するものです。したがって、「国債証券の売買は、売買契約締結の日から起算して3日目(休業日を除外する。以下日数計算について同じ。)の日に決済を行う」という基本となるところは変わりませんので、この結論だけしっかりと覚えてください。

2. 国債証券の上場廃止日の取扱いに関する有価証券上場規程施行規則の一部改正

(平成27年10月13日施行:東京証券取引所・名古屋証券取引所)

概要

 この改正は、新日銀ネットの稼働により、国債証券に係る元利払日前の振替停止期間が廃止されることに伴い、国債証券の上場廃止日について、最終償還期日から起算して6日前の日から3日前の日に変更するものです。

対応策と結論

 国債証券の上場廃止日について外務員試験において出題される可能性はきわめて低いです。したがって、特に対応は必要ありませんが、「国債証券の上場廃止日が最終償還期日から起算して6日前の日から3日前の日に変更された」という結論は参考までにみておいてください。

 上記以外に、東京証券取引所において「TOKYOPRO-BONDMarket上場債券の指定振替機関の振替業等における取扱いに係る規則改正」が行われました。日本証券業協会においては「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」の施行に伴う「個人情報の保護に関する指針」等の一部改正および「資格管理事業統合特別会計規則」の一部改正が行われました。
 また、株式会社日本証券クリアリング機構においては、国債証券先物取引における受渡決済制度の変更等および円位未満の呼値の単位が定められる株券に係るDVP清算値段等の取扱いの変更に伴う「業務方法書」等の一部改正が行われます。
 これらの改正は、現時点において証券外務員試験で出題される可能性はきわめて低いので詳細の記載は省略いたします。

 

以上