平成28年6月における証券外務員資格試験に影響を与える改正は以下のとおりです。

1.次期J-GATE稼働に伴う新商品の導入及び取引制度の一部見直し

(平成28年7月19日予定:大阪取引所)

概要

 大阪取引所において、次期デリバティブ売買システム(次期J-GATE)が平成28年7月19日より稼動となる予定です。これに伴い新商品の導入及び取引制度の一部見直しが行われます。以下は、主な内容です。

ⅰ.新商品の導入 
  以下の新商品が導入されます。

  • 東証マザーズ指数先物取引・・・東証マザーズ指数を取引対象とする先物取引です。
  • 台湾加権指数先物取引・・・台湾加権指数を取引対象とする先物取引です。
  • FTSE中国50先物取引・・・FTSE中国50インデックスを取引対象とする先物取引です。
  • JPX日経インデックス400オプション取引・・・JPX日経インデックス400に係る指数プットオプション及び指数コールオプションを取引対象とするオプション取引です。

ⅱ. 取引制度の一部見直し
 以下、主な変更内容となります。なお証券外務員試験への影響が小さいと考えられるものについては詳細の記載は省略しております。

  • オプション取引の制度変更・・・TOPIXオプション取引に係る限月取引が拡充されます。具体的には、 3月、6月、9月及び12月の限月取引の13限月取引及びそれ以外の直近6限月取引の19限月制取引となります。なお、指数オプションの呼値の制限値幅の一部変更や有価証券オプションにおける権利行使価格設定の一部変更も行われます。
  • 取引時間の拡大・・・指数先物取引に係る日中立会開始時刻が前倒しされます。具体的には、日経平均VI先物取引を除く指数先物取引に係る日中立会のオープニング・オークションの時刻及びレギュラー・セッションの開始時刻が午前9時から午前8時45分に変更されます。
     また、日経平均VI先物取引を除く夜間立会のレギュラー・セッションの終了時刻が午前5時25分に変更され、クロージング・オークションについては午前5時30分に行うこととなります。
  • その他・・・ノンキャンセル・ピリオドの導入、J-NET取引制度の見直し、ストラテジー取引に係る有効期間条件付注文の対象追加、日経平均VI先物取引における特別清算数値の算出方法の一部変更などが行われます。

対応策と結論

 新商品については、今後の取引拡大により出題される可能性はありますが、導入後すぐに詳細が出題される可能性は低いですので、参考までに見ておく程度でかまいません。
 オプション取引の制度変更については、TOPIXオプション取引の限月取引の拡充は出題される可能性が非常に高いですので必ず覚えてください。また、問題対応も必要となります。
 その他の取引時間の拡大などは重要度は高くありませんので、こちらも参考までに見ておく程度でかまいません。

 また、東京証券取引所において「ETF等の上場廃止日の取扱いに関する有価証券上場規程施行規則」の一部改正が行われました。この改正は、現時点において証券外務員試験で出題される可能性は極めて低いので詳細の記載は省略いたします。

 以上

証券外務員制度改正に係わる予想問題