2013/12

平成25年11月における証券外務員資格試験に影響を与える改正は以下のとおりです。

1.「協会員の投資勧誘、顧客管理等に関する規則」等の一部改正

(平成25年12月16日施行:日本証券業協会)

(1) 概要

 この改正は、高齢顧客への勧誘による販売に係る適正な投資勧誘に努めるために、協会員の投資勧誘、顧客管理等に関する規則を一部改正するものです。 具体的には、以下のルールが追加されます。

 「協会員の投資勧誘、顧客管理等に関する規則」第5条の3
協会員は、高齢顧客に有価証券等の勧誘による販売を行う場合には、当該協会員の業態、規模、顧客分布及び顧客属性並びに社会情勢その他の条件を勘案し、高齢顧客の定義、販売対象となる有価証券等、説明方法、受注方法等に関する社内規則を定め、適正な投資勧誘に努めなければならないこととする。

(2) 対応策と結論

 本改正は、証券外務員試験において出題される可能性が高いため、対応が必要となります。

2.「バイナリーオプション取引に関する規則」の制定および「協会員の投資勧誘、顧客管理等に関する規則」の一部改正

(平成25年12月1日施行:日本証券業協会)

(1) 概要

 協会員が行うバイナリーオプション取引の内容、投資勧誘および顧客管理等について遵守すべき必要な措置を定めるため、「バイナリーオプション取引に関する規則」を制定するとともに、当該取引に関する事項を追加するため「協会員の投資勧誘、顧客管理等に関する規則」を一部改正するものです。

(2) 対応策と結論

 「バイナリーオプション取引に関する規則」は、証券外務員試験において出題される可能性は現段階では低いと考えられます。ただし、「協会員の投資勧誘、顧客管理等に関する規則」の改正部分(確認書の徴収義務)については、対応が必要です。

 なお、東京・札幌・名古屋・福岡証券取引所において「特設注意市場銘柄の積極的な活用等に係る有価証券上場規程等」、「平成24年金融商品取引法改正に伴う有価証券上場規程等」の一部改正が行われました。
 また、日本証券業協会では「グリーンシート銘柄及びフェニックス銘柄の発行会社等における会社情報等の本協会への報告に関する細則」の一部改正が行われました。
 さらに、上記以外の「協会員の投資勧誘、顧客管理等に関する規則」の一部改正が行われます。
 これらの改正は、現時点において証券外務員試験で出題される可能性は極めて低いため詳細の記載は省略いたします。

以上