融資取引先との金利交渉に強くなる講座
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加藤理事長:
ようやく金利のある世界が戻ってきた。
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担当者Uさん:
2024年3月、日銀はマイナス金利政策の解除と長短金利操作(YCC)の撤廃を決定し、2013年からの大規模な金融緩和は終了しました。長期にわたり「金利のない世界」が継続したため、金利交渉を経験した金融機関職員さまは限られています。しかも、金利交渉は、お客さまが取引金融機関を選別し見定める契機になる可能性があります。
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加藤理事長:
本講座の構成や特徴について教えてほしい。
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担当者Uさん:
本講座では金利上昇局面に付随する金融機関におけるビジネス機会とリスクに関して必須となる知識を学んだうえで、お客さまとの金利交渉時における説明の要点など、実務対応をわかりやすく解説します。
第1章では、「金利のある世界」の世界観、実体経済への影響シミュレーションにおける金融指標の想定、企業利益への影響、家計の住宅ローンと金融資産所得への影響等、「金利のある世界」にて何が起こり、そして日本経済への想定される影響をわかりやすく解説しています。
第2章では、金融機関経営における貸出金利息の重要性、貸出金利の基礎、金利引上げ交渉の現状と課題、取引先は金利引上げをどう思っているか等を解説し、金融機関経営からみた金利交渉の重要性を解説しています。
第3章では、具体的な金利引上げに関する説明・交渉の進め方、第4章では金利交渉とリレーションシップバンキングの関係性について言及しています。 -
加藤理事長:
本講座の受講対象者を教えてほしい。
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担当者Uさん:
金融機関経営において金利がいかに重要であるかは論を俟たないでしょう。その重要性を踏まえ、すべての金融機関職員さまが、本講座に関する知識を得る必要があると考えます。