2020年度_きんざい通信講座_総合ガイド_Web用
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92きんざい総合ガイド稟議書は「融資の可否」を決定するための重要な書類です。第1分冊では稟議書の必須記入項目への記述のポイントをQ&A形式で学び、第2分冊では事業性評価融資の基本を押さえたうえで、資金使途別の稟議書作成のポイントを事例形式で学びます。事例にはM&Aにおける株式取得資金や、補助金受給までのつなぎ資金の稟議書作成など多様なケースを盛り込んでいます。添削課題では、事例を基に実際に稟議書の返済面や所見の記述を考えることで、実践力を養うことができます。成長させたい企業への融資の可否は、稟議書で決まる事業性評価融資に強くなる稟議書作成講座Q&A新入職員、営業店の若手融資・渉外担当者。学習のポイント融資コースコード:2カ月コース 250/3カ月コース 251新入職員1 基礎編①融資業務と稟議書稟議書とはどのような書類ですか?/借入申込の受付の際の稟議書作成を踏まえた対応について教えてください/ほか②稟議書作成説得力のある稟議書を作成するためのポイントを教えてください/申込経緯を記述するポイントを教えてください/資金使途の妥当性や貸出金額はどのように検証し、記述すればよいですか?/返済面の記述のポイントを教えてください/所見欄に記述すべき内容を教えてください/ほか③稟議書付属資料会社概要書とはどのような書類ですか?/財務関連資料の分析方法を教えてください/資金繰りの分析方法を教えてください/ほか2 事業性評価と稟議書作成事例編①事業性評価取引先のバリューチェーン(業務フロー)の把握はどのように行うのですか?/事業性評価を稟議書にどう結びつけますか?/事業性評価に基づく短期継続融資(短コロ)について教えてください/ほか②資金使途別の稟議書作成事例経常運転資金の稟議書/工事引当資金の稟議書/賞与資金の稟議書/季節資金の稟議書/設備資金の稟議書/補助金受給までのつなぎ資金の稟議書/M&Aにおける株式取得資金の稟議書【設例】 山間部の温泉地に所在する温泉旅館である「風月花」は、昭和30年に創業し、昭和34年に「(株)風月花」に法人成りした。 当旅館は、夕食・朝食ともに「部屋出し」を行っているため、お客様からは「部屋でゆっくりくつろげる」「人目を気にせず食事ができる」と好評である。しかしその反面、調理・配膳などで従業員の手間が掛かるため、「なかなか食事が運ばれてこない」「料理が冷めている」「仲居さんの愛想がない」などの苦情も多い。 いずれも高い品質のサービスを維持するだけの従業員数が確保できていないことに原因はあるが、その背景には、当旅館が都市部から離れた山間部に所在するため、地元にアパートや貸家が少なく、その結果、従業員の定着率(勤続年数)が悪くなり、ハローワークで従業員を募集しても応募がないという現実がある。【問1】 稟議書では、返済面の妥当性を検証することが必須である。本件融資の返済面の妥当性(利益償還が可能かなど)を、設備投資後の年間借入金返済額および予想損益計算書などから検証して簡潔に記述しなさい。カリキュラム※内容・項目等につきましては、 部分的に変更になる場合があります。*1:2カ月コース、3カ月コースともにテキストの内容は同一です。*2:添削回数1回を1単位(100点満点で60点以上)とします。期 間添 削受講料(税込)テキスト*1修了資格*2金融財政事情研究会FP継続学習ポイント日本FP協会 FP継続教育単位(AFP/CFP®/課目)改訂時期2カ月コース2カ月2回11,000円2冊2単位4ポイント7.5/13/ライフプランニング・リタイアメントプランニング下期3カ月コース3カ月3回13,200円2冊3単位6ポイント7.5/13/ライフプランニング・リタイアメントプランニング下期若 手添削課題例

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