オンラインセミナー AIが変える金融法務 

主催:一般社団法人 金融財政事情研究会
開催日 2024年3月25日(Mon)12:55~14:45

参加のおすすめ

 近時、AIの企業活用が拡大しています。金融業界も例外ではなく、顧客応対、リスク管理、規制対応等、様々な分野での活用が模索されています。AIを活用することでコスト削減、生産性向上、新規ビジネスの創造などが期待されます。
 今後、金融機関においてAIをどのように活用すべきか。政策動向、金融機関のユースケース、法的論点を取り上げ、今後のAI活用におけるヒントを提供します。
 今回のセミナーの模様を金融法務事情2231号(4月10日号)で報告する予定です。

開催概要
  • 《日 時》2024年3月25日(月)12:55~14:45
  • 《受講料》無料
  • 《主 催》一般社団法人金融財政事情研究会
  • 《締 切》2024年3月20日(水)

 

 

  • セミナーでは、事前収録した映像を配信いたします。質疑応答の時間は設けておりません。
  • 一度の登録で全てのセッションをご視聴いただけます。事後配信は予定しておりません。
  • ひとつの登録メールアドレスを複数名で使用して視聴することはできません。複数名で視聴される場合には、人数分のご登録をお願いいたします。
  • 講演者、プログラム内容、タイムテーブルが変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

     

プログラム
12:55~13:00
主催者挨拶 一般社団法人金融財政事情研究会 法務編集部 部長 吉田 豊
13:00~13:30

基調講演

生成AIで変わる日本社会

世界的に規制整備の動きが加速している生成AIについて、これまでの「広島AIプロセス」からの流れ、そして各国における動向を紹介し、国内におけるAI関連施策、AI事業者ガイドライン、情報処理推進機構(IPA)に設置されるAIセーフティ・インスティテュートについてご講演いただきます。

 

  • 経済産業省商務情報政策局 情報経済課長
    須賀 千鶴 氏

    東京都出身。東京大学法学部卒業、米国ペンシルバニア大学ウォートン校経営学修士(MBA)。平成15年経済産業省入省、平成30年世界経済フォーラム第四次産業革命日本センター長、令和3年経済産業省商務情報政策局情報経済課長、デジタル庁参事官を併任。

13:35~14:05

パネルディスカッション

金融業界・金融機関における生成AIの活用

ChatGPTを始めとした生成AIへの関心が高まるとともに、金融機関でもこれを活用して業務改善や、新サービスを始めていくという動きが見受けられます。本セッションでは、金融機関が生成AIを活用していく中で留意しなければならない法規制や政策動向を取り上げ、金融機関での活用事例、金融版生成AIガイドラインの動向、今後の展望について触れます。

 

モデレーター

  • 一般社団法人 金融データ活用推進協会 代表理事
     岡田 拓郎 氏

    東北大学工学部卒業。七十七銀行、全国銀行協会、三菱UFJ信託銀行で一貫して金融デジタル分野に従事。三菱UFJ信託銀行では、AI・データ活用組織を立上げ。2020年1月に前進組織である「金融事業×人工知能コミュニティ」を設立、発起人。2022年4月に金融データ活用推進協会を設立し、代表理事に就任。デジタル庁では民間専門人材として、金融業界のデータ活用に関する施策に従事。

パネリスト

  • 一般社団法人 金融データ活用推進協会 理事
     佐藤 市雄 氏

    2007年SBIホールディングスに新卒入社、2008年SBIポイントユニオン(現SBIポイント)代表取締役就任 2012年SBIグループ横断データ活用のCoE組織として、SBIホールディングスに現社長室ビッグデータ担当を設立、リーダーに就任しグループ各社のデータ分析やAI開発に力を注ぐ、SBIグループのInsurtechやブロックチェーンの子会社役員を兼務 2022年より一般社団法人金融データ活用推進協会の理事兼企画出版委員長を務める。

  • 西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 パートナー弁護士
     山本 俊之 氏

    ファイナンス・金融を専門とする弁護士として、アセットマネージメントやデリバティブを中心に、各種の金融取引、金融業規制・コンプライアンスのアドバイスに従事。さらに昨今は、金融分野の AI( 人工知能 ) に関する論考の発表多数。

14:10~14:40

パネルディスカッション

AIとRegTech

近年の規制の厳格化に伴い、金融機関の業務負担が増しています。そうした中でAI等のテクノロジーを活用しコンプライアンスを高度化させるRegTechが、金融機関で試行されています。本セッションでは、RegTechに関する法整備として資金決済法等の法律改正で創設された「為替取引分析業」について取り上げるとともに、金融機関でのAIの活用状況と課題について議論します。

 

モデレーター

  • EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社 シニアマネージャー、公認会計士
     田代 理 氏

    証券会社勤務後、現EY新日本有限責任監査法人入所。以来、金融機関に対する監査・保証業務、アドバイザリー業務に従事。2022年にEYストラテジー・アンド・コンサルティングへ転籍。現在は、金融機関を中心に、内部統制整備・評価支援や海外拠点への内部統制導入支援等のSOX対応支援、内部統制・ガバナンス体制構築支援等に従事。主な著書に、「Q&A コーポレートガバナンス・コードとスチュワードシップ・コード」(共著)(第一法規)、「レグテックイノベーション」 (共著)(日本経済新聞出版)

パネリスト

  • 三菱UFJ信託銀行 市場部門 市場企画部 次長
     橋本 育子 氏

    電機メーカー、バイオ系ベンチャー、証券会社、外資系銀行を経て、2015年より現職。現在はコンプライアンスにデジタルを掛け合わせたコンサル&ソリューション案件に取り組む。大阪大学人間科学部卒、青山学院国際マネジメント研究科MBA(ファイナンス)。

  • 西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 弁護士
     水井 大 氏

    幅広くフィンテックに関連する金融規制を中心に手がける。「金融分野における昨今のRegTech / SupTechの動向」(金融法務事情No.2150、2020年11月25日号)ほか関連する著作、セミナー等多数。

14:40~14:45
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